「なんだかバストのハリを感じなくなった」「トップバストの位置が下がってバストが全体的に垂れている」など、さまざまな生活環境や加齢によるバストの悩みは女性にとって重要な位置を占めています。
編集部
バストを支える大事な役目を持つ筋肉のひとつに、バストの土台となる「大胸筋」がありますが、この筋肉は日常生活ではほとんど動かすことがないため、意識して筋トレをしないとなかなか鍛えられません。
この大胸筋が衰えるとバストが垂れて、バストトップの位置も下がるので、バストが小さく見られてしまいます。
しかし、逆に筋トレをして大胸筋を鍛えることで、バストが支えられ上に持ち上げられるため、バストの形が良くなるだけではなくバストを大きく見せられるのです。
編集部
筋力が衰えやすい、30代〜40代・50代の女性には大胸筋を鍛える筋トレが特に効果的です。
バストアップの効果があることを実感でき、かつ取り組みやすい筋トレと言えばまず「腕立て伏せ」が挙げられます。腕立て伏せをしてみると、二の腕からバストにかけて力が入ります。
ただ、30代~40代、50代と年齢とともに筋力も衰えてしまうため、腕立て伏せが上手くできないという方も多いでしょう。
腕立て伏せができない、あるいは大変だと感じる人は、まずは膝を立てた状態で行う腕立て伏せから始めるのがおすすめです。筋トレをすることでバストアップするには、第一に続けることが大事ですから、毎日少しずつでも自分のできる範囲内で始めてみましょう。
顔が斜め下を向くイメージで行い、バストの筋肉を意識しながらトレーニングするとさらに効果的です。
編集部
筋トレに慣れないうちは、膝立て腕立て伏せを10回×2~3セット(セットの間に1分休憩)行うことを目指しましょう!
腕立て伏せの他にも、普段の生活に取り入れやすく、負担と感じずに大胸筋を鍛えられるエクササイズとして「合掌のポーズ」があります。
合掌のポーズを行い、腕立て伏せと同じく大胸筋を鍛えることで垂れた胸を支え、バストアップに繋げることができます。
合掌のポーズは、テレビを見たり、お風呂につかりながらでもできるので、手軽に大胸筋を鍛えることができておすすめです。
ハリのある形の良いバストを頭に思い描きながら、毎日3セットほど行うようにしましょう。
現代の女性の中には、長時間のデスクワークやスマートフォンの使い過ぎで姿勢が悪くなることが原因で、肩やバストの周りが凝り固まり、血流が悪くなっている人が少なからずいます。このような普段の習慣から、バスト周りの血流が悪くなって胸が垂れてしまう場合もあるのです。
姿勢が悪くバスト周りの血流が滞っていることに心当たりがある人には、肩に手を置いて腕を回し、肩甲骨を動かすエクササイズをすることをおすすめします。
このエクササイズは、バスト周りの血流を良くするだけでなく、バスト周りの筋肉のストレッチにもなるので、ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてください。
垂れた胸を改善できる筋トレ方法を紹介しました。
20代30代のうちにバストの土台となる大胸筋を鍛えておくことが、40代になってもツンと上向きのバストを保つための秘訣です。
垂れた胸を改善してバストアップを目指すには、筋トレなどを習慣化し日々の努力を積み重ねていくことがとても重要です。
無理し過ぎず、これならできる!というバストアップ方法を見つけて、それを続けていきましょう。