朝起きたときに顔がむくんでいて、このまま外出するのは恥ずかしいと感じた経験はないでしょうか?鏡を見て自分の顔がむくんでいると知り合いと顔を合わせることも嫌になってしまいます。
今回はそんな時のために出かけるまでに顔のむくみを解消する方法を紹介します。
顔のむくみは、顔の水分が皮膚の下に余分にたまってしまっている状態です。 血液の循環やリンパの流れが悪いと、老廃物が溜まってしまい顔がむくむ傾向にあります。
人は睡眠中に血液を循環させることにより二酸化炭素や疲労物質を排出して、身体に酸素を送る働きをしています。しかし、睡眠不足になってしまうと酸素を送る働きがうまく行われず、水分の排出がしづらくなります。
また、寝すぎてしまった時も顔がむくむ場合があります。寝すぎた場合は寝ている間は頭部があまり動かないため、水分が顔に溜まってしまうのが原因です。
睡眠時間は適度に7時間程度を目安にすることで、顔のむくみも生じにくくなります。
アルコールの分解をするには、多量の体内の水分が必要となります。さらに、お酒を飲むと尿量を調整する抗利尿ホルモンの分泌が抑制されてしまうのでトイレに行く回数が増えます。
体内に多量の水分が必要なのにも関わらず、水分が出て行ってしまうため、体内の水分がなくなってしまいむくみを引き起こします。
むくみは体内の水分が多いから引き起こすと思われがちですが、実は体内の水分が少なくても引き起こされてしまうのです。
塩分を摂りすぎてしまうと、体内の水分は塩分濃度を一定にしようとして塩分を薄めるために動きます。
塩分を薄めるには多くの水分が必要になるため、体内の水分がたまりやすくなってしまいます。水分が体に停滞しやすくなってしまうため、むくみが生じます。
体内の水分は多くても少なくてもむくみの原因となってしまうため、適度な水分補給を心がけましょう。
Lily編集部
顔のむくみを取るために効果的で簡単なものの代表はフェイスマッサージです。マッサージをすることで、血行が良くなりリンパの流れも改善されます。
両手は顔に押し込むイメージでマッサージをするとむくみに対して効果的です。
この方法でフェイスマッサージを行うと、顔のリンパの流れが良くなりむくみが早く解消されます。
顔がむくんでいるときはもちろん、小顔になる効果もあるので是非試してみてください。
Lily編集部
フェイスマッサージ以外でも顔のむくみを取る方法はあります。他の簡単で代表的な顔のむくみ解消方法を3つご紹介します。
温水と冷水で交互に顔を引き締めるというやり方も、簡単に顔のむくみを解消できる1つの方法です。この顔のむくみの解消方法は簡単で、まずは温水で顔をふやけさせます。顔をふやけさせることによって、血行の巡りが良くなります。
次に冷水で顔を引き締めましょう。顔を引き締めることで温水を使用したときの顔のふやけを取り除き、血行もさらに良くなります。
肌が温水と冷水の温度差で、顔のむくみを解消してくれます。温水と冷水を効果的に使って普段の洗顔を心がけると良いでしょう。
白湯を飲むことは臓器の温度を上げてくれる手助けになるため、血行が良くなることにもつながります。 血行が良くなると顔含めて身体全体のむくみが解消されやすくなります。
冷たい飲み物しか飲まない人は、白湯でなくとも温かいお茶やコーヒーを摂取するようにしましょう。そうすることで、顔のむくみの解消はもちろん美肌への手助けもしてくれます。
首のマッサージは、顔に溜まった水分を下に流せるようにフェイスマッサージをする前に行っておくのが効果的です。フェイスマッサージと首のマッサージを組み合わせることにより、顔のむくみ解消がさらに効果的になります。
首のマッサージのポイントはリンパを意識して指を流すようにマッサージすることの1点です。
首から心臓付近に向かって、上から下に流れるようにマッサージするとリンパの流れも良くなります。
朝の時間に余裕があるのであれば、フェイスマッサージと併せて行いましょう。
Lily編集部
朝の顔のむくみは、その日の外出したい気分を半減させます。そのまま仕事に行くとなれば、仕事にも行きたくなくなってしまうでしょう。
顔がむくんでしまった朝は、ショックを受けずにフェイスマッサージなどで解消してあげることをおすすめします。フェイスマッサージなどを朝のうちに行い、顔の血行を良くしておくことでむくみもすぐに少し改善されます。
また、普段の食生活もお酒の飲みすぎや塩分の摂りすぎなど、むくみ以外にも身体に悪影響を及ぼしてしまうことには気を配りましょう。 睡眠も食生活と同様、適度な睡眠時間を心がけることで顔のむくみの解消につながります。
顔のむくみを解消させて、自信を持ってその日1日を過ごしましょう。
【監修】
ヨガインストラクター:高西由貴子
ヨガインストラクター:岡清華
鍼灸師・マッサージ師:山下祐一郎