蛍のポーズは、ヨガの数あるポーズの中でも難易度が高めのポーズです。ヨガを始めたばかりの人だと蛍のポーズをできない可能性が高く、ある程度ヨガ経験のある人向けだと言えるでしょう。
難易度の高い蛍のポーズですが、できるようになるためのコツもあります。今回は蛍のポーズのやり方やコツを解説していきます。
蛍のポーズは難易度が高い分、身体への効果も大きいです。主な効果としては以下の4つが挙げられます。
蛍のポーズは全身を使うポーズのため、全身の血行が良くなります。血行が良くなると代謝が上がり、体温も上昇します。
体温が上昇すると内臓の活動も活発化するため、蛍のポーズは内臓にも効果的なポーズと言えるでしょう。
蛍のポーズは股関節の柔軟性も必要になるポーズです。股関節は骨盤と密接に関係している部位であり、股関節の可動域を広げることで骨盤を支える筋肉もしっかりしてきます。
骨盤周りの筋肉をしっかりさせることで、姿勢矯正にも期待が持てます。
蛍のポーズは、腕だけで自分の体を支えなければなりません。よってそもそも腕力がなければできないヨガのポーズです。
腕全体を使うので、上腕三頭筋にも効いて二の腕痩せの効果があります。また、肩甲骨周辺の筋肉も使うため肩こりにも効果的です。
蛍のポーズは、足を上げて姿勢をキープするために腹筋も使わなければなりません。逆に言うと、ある程度腹筋がなければ蛍のポーズもできません。 足を上げるときは腹筋を意識して持ち上げてみるようにしましょう。
Lily編集部
蛍のポーズは難しいと言われていますが、どんなポーズなのでしょうか?蛍のポーズのやり方やポイントを、動画を用いてご紹介します。
蛍のポーズで心がけることは背中をなるべく伸ばして目線を前に向けることです。
難易度が高いポーズですが、呼吸もゆっくりとすることを心がけてください。
もし動画のように蛍のポーズをしてもまだ余裕がある人は、足をさらに上にあげるとより効果が高まります。
Lily編集部
蛍のポーズを見て、難しそうだけどできるようになりたいと思った人はコツを押さえていきましょう。以下の3ステップで、蛍のポーズはできるようになるはずです。
そもそも腕の筋肉や腹筋が弱ければ蛍のポーズは実現しません。筋力が弱いと自覚がある人はまずは初級のヨガやエクササイズから初めていくと良いでしょう。
前屈をしたときに胸が脚につくくらいの柔軟性がなければ、蛍のポーズができるようにはなりません。そのため、身体が硬い人はまずは柔軟性を持つことから始めていきましょう。
蛍のポーズを実際に行う際のポイントは3つです。
Lily編集部
蛍のポーズは二の腕や腹筋だけでなく、全身に効果的なヨガのポーズです。全身の血行が良くなり、内臓機能を活発化できるとともに疲労回復の効果も見込めます。
蛍のポーズができるようになるまでには時間がかかりますが、全身に様々な効果をもたらしてくれることからもできるようになる価値があるポーズです。
蛍のポーズは上級者向けのポーズにはなりますが、完成を目指して二の腕や腹筋、柔軟性を鍛えていってください。
【監修】
ヨガインストラクター:岡清華
鍼灸師・マッサージ師:山下祐一郎