骨盤の歪み、女性ならば気にならずにはいられないワードですよね。
日々の生活習慣や妊娠・出産などで骨盤が歪んでしまうと浮腫みやすくなったり脂肪が付きやすくなったりと嫌なことばかりおきます。
効果が期待できる骨盤矯正のエクササイズやストレッチで軽やかな体を手に入れましょう!骨盤矯正でしっかりと効果を感じるためのエクササイズやストレッチの情報などを詳しくお伝えしていきます。
骨盤矯正はなぜ必要なのでしょうか?それは骨盤が歪んでいるとさまざまな不調が現れるからです。
骨盤矯正をすることで人生が劇的に変わる可能性すらあります!
編集部
骨盤の歪みは実に様々な不調を引き起こす原因だと言われています。
骨盤が歪んでいると血行が悪くなり、代謝が落ちてしまいます。代謝が悪くなると脂肪を溜めこみやすくなり、太りやすい体質となります。さらに骨盤が歪んでいるので、体を支えようと太腿やふくらはぎに必要以上の力がかかってしまい、余計な筋肉が付いて固太りしてしまいます。
骨盤が歪んでいると血行やリンパの流れが悪くなってしまい、下半身に余計な水分や老廃物が溜まりやすくなる傾向があります。下半身太りをさらに加速させてしまう可能性があるのです。
内臓は本来、体幹筋と骨盤底筋そして骨盤で支えているのですが、筋肉不足や骨盤の歪みで内臓が支えきれないと内臓が本来の位置よりも下がってしまい、お腹がポッコリしてしまいます。さらに内臓が圧迫されて、便秘を引き起こしそれが肌荒れむくみの原因にもなってしまうのです。
骨盤が歪んでいると体はバランスをとろうとし、体に負荷や緊張がかかります。結果、血行を悪くし肩こりや腰痛を引き起こすのです。さらに肩凝りや腰痛は頭痛や食欲不振なども引き起こします。
骨盤がどれくらい歪んでいるのか、どんな矯正方法が最適なのかを自分で判断するのは難しいです。そのため整骨院やマッサージ店、エステサロンなどに通い、プロの助けを借りる方法もあります。
整骨院やマッサージ店、エステサロンなどで骨盤矯正をする場合の、期間や回数、効果について解説します。
痩身エステなどの場合は1回の施術だけで効果を実感できるものも多くあります。しかし、骨盤矯正は効果を実感するためには少し時間がかかることがおおく、2ヶ月くらいが1つの区切りです。
骨盤の歪みは数ミリという単位であって、数センチというレベルではありません。数ミリだからこそ、厄介で矯正して定着させるのに時間がかかります。1回の施術である矯正したとしてもその後ケアをしなければすぐにまた歪んでしまいます。
骨盤矯正の通う頻度は、2週間に1度のペースからスタートするのがおすすめです。2ヶ月程度で骨盤が安定してから、1ヶ月に1度程度通うことで、良い状態の骨盤をキープできます。
これにプラスして日々のストレッチやエクササイズ、骨盤が歪まない生活習慣を取り入れることで、より高い効果に期待できます。
骨盤矯正の効果を持続させることができるかは、日々の生活によります。せっかく骨盤矯正をしてもらったとしても、骨盤が歪むような生活習慣になると、すぐに骨盤は歪んでしまいます。
骨盤を維持するため筋力を鍛えることを忘れないようにしましょう。気を付けて生活をしていても歪みは生じてしまうので、1ヶ月に1回程度、メンテナンスへ通うのが理想です。
自分でできる骨盤矯正へのアプローチとして、簡単に出来るエクササイズやストレッチを紹介します。
朝起きる時や夜寝る時の習慣にしたり、仕事の合間のリフレッシュに取り入れたりしてみましょう。毎日欠かさずに続けていくと、3ヶ月から半年くらいで効果が見えてきます。
骨盤周辺の固くなってしまった筋肉をほぐす効果があります。寝たり起きたりする前に布団の中でやってみましょう。脚の付け根が伸びるのを感じてください。
骨盤周辺の腰、お尻、股関節、太腿を伸ばし、骨盤をほぐす効果があります。お尻から太腿の後ろが伸びるのを感じてください。
骨盤矯正はただ骨盤を正しい位置に納めればいいというものではありません。骨盤が良い状態の位置に納まるように支えず続ける筋肉を作っていく必要があります。
腹筋が刺激されるので骨盤矯正だけでなく便秘解消やくびれにも効果的です。
骨盤を本来あるべき位置に整えるストレッチです。簡単にできますが、伸ばすことを意識しないと効果が無いので注意しましょう。
骨盤周辺の筋肉をほぐすと同時に鍛えるストレッチです。全身を動かすのではなく、肩の位置は床と平行になるように意識しましょう。
編集部
特別な道具や広いスペースがなくてもエクササイズができるので毎日の生活に取り入れてみましょう。骨盤矯正用の下着やベルトは頼り過ぎず、サポートとして使うのが効果的です。
女性にとって骨盤の大きな転機は出産です。産後太りを防ぐためにも、正しい骨盤矯正を行うことが大切です。
女性は妊娠・出産で骨盤が大きく押し広げられます。体は赤ちゃんを体外に出すために骨盤を緩ませるのです。
出産を終えた女性は体に大きなダメージを負っていますが、いつまでもそのままではありません。体が妊娠前の状態の戻ろうとする力を利用すれば、普段の状態よりも骨盤を矯正しやすいのです。
逆に骨盤が緩んでいる時期に骨盤が歪む姿勢をしていると、それが定着してしまいます。授乳や抱っこ、オムツ替えなどは正しい姿勢を心がけるようにしましょう。
産後は骨盤矯正のチャンスではありますが、産後直後から激しいエクササイズやストレッチは負荷が大きすぎます。日々の正しい姿勢を心がけ、無理のない骨盤矯正下着を身に付けて過ごしましょう。
産後からの回復が順調ならば、1ヶ月過ぎたころから骨盤矯正を始めると良いとされています。骨盤矯正は出産後半年までが1番効果が出やすいので積極的に取り組みましょう。
骨盤矯正用の下着やベルトなどの商品は、とても豊富に展開されています。これらを身に付ければ、日々のエクササイズやストレッチは不要なのでしょうか?
骨盤矯正用の下着やベルトとの効果について紹介をします。
骨盤矯正用の下着やベルトの役割は、あくまで骨盤を正しい位置に納めるのをサポートしてくれるものです。下着やベルトを装着することにより、自然と正しい姿勢を保ちやすくなりますが、猫背や脚を組む、いつも同じ手でバックを持つなどをしていると効果は半減してしまいます。
また下着やベルトを外してしまえば効果は持続しません。
下着やベルトによる骨盤矯正は本来自分自身の筋肉で行わなければならないことです。下着やベルトに頼り過ぎでエクササイズやストレッチをしないと骨盤を支えるべき筋肉はますます衰えてしまいかねません。
下着やベルトを装着することでポッコリお腹や腰痛が改善したとしてもそれは一時的なものです。
下着やベルトは骨盤を矯正するため、装着をすると圧迫感や締め付け感を与えます。しかし、キツいから効いているというものではありません。
脱いだ時に跡が強く残っていたり鬱血していたりするのならば血流が悪くなっている証拠です。かえって代謝を落としてしまったりむくみを増長させてしまったりします。自分のサイズに合ったものを選ぶようにしましょう。
下着やベルトは骨盤を正しい位置に納めるのを助けてくれるので、骨盤要請のためのエクササイズやストレッチがやりやすくなったり効果が出やすくなったりします。ショーツのゴムのような筋肉を作るイメージでエクササイズやストレッチをしてみましょう。
骨盤矯正は大げさなマッサージやエクササイズ、ストレッチだけではありません。日々のちょっとした習慣や心がけが骨盤の歪みを予防し、整えてくれます。
骨盤矯正の効果をより上げて持続させるために、日常生活を見直してみましょう。ポイントは左右均等へと体重をかけることです。
肩の力を抜き、胸を張って背筋を伸ばしましょう。顎は引きます。体の重心を意識し、左右の足に均等な耐重がかかるようにしましょう。骨盤の上にまっすぐと上半身が乗っているのをイメージしてください。お尻は突き出しません。
スマホを見る時背中が曲がったり顎を突き出したりしやすくなるので気を付けましょう。
座る時に足を組むのは絶対に辞めましょう。特に同じ足ばかり組んでいると骨盤の歪みは増長されてしまいます。また床に座る時にはアヒル座りをしないようにしましょう。正座が苦手な人はなるべく椅子で生活をするように心がけてください。
腰、膝、足首は90度に曲がるようになる椅子と机が理想です。椅子に座る時には深く腰掛けます。背筋を伸ばして胸を張りましょう。背もたれにもたれかからないようにしてください。
骨盤の上にまっすぐと上半身が乗っているのをイメージしましょう。膝から下はまっすぐと正面を向くようにし、片方に傾いたりし谷ようにしてください。
バックを持つときには定期的に左右で持ち代えるようにしましょう。いつも同じ側で持っていると、カバンの重みによって骨盤が傾いてしまいます。
可能ならば手持ちカバンやショルダーバックよりも、左右均等に負荷がかかるリュックサックの方が骨盤は歪みにくいです。
全身の筋肉が衰えてしまうと正しい姿勢を維持することが出来なくなってしまい、結果骨盤が歪んでしまいます。骨盤を支える腸腰筋はもとより、全身の筋肉を鍛えるようにしましょう。
速足で歩く習慣をつける、エレベータではなく階段を使うなど日常でできることから始めていくと少しずつ変わっていきます。
骨盤は日々の生活習慣や妊娠・出産などで歪んでしまいます。骨盤が歪みは体全体の歪みにつながり、痩せにくい体質になったり、腰痛や肩こりなど様々な不調を引き起こしたりする恐ろしいものです。
しかし、整骨院やエステサロンに通ったとしても、日々の生活やケアを意識しなければ効果は持続しません。
姿勢や重心のかけ方を注意していく生活と、全身の運動にもなる骨盤矯正のエクササイズやストレッチを習慣にすることが大切です。