美容のスペシャリストとして女性から圧倒的な支持を集める朝井麗華さん。
美容に精通し、美しいバスト作りにおいて豊富なキャリアを誇る彼女だからこそ知り得る、美バストGETへの道を徹底解説してもらいました。
編集部
経絡整体師で美容家の朝井麗華です。私は中医学で扱う体中に気の流れるルートとされる〝経絡(けいらく)〟を駆使して顧客のボディケアを行う整体師であり、美しく健康になる知識を皆様にお伝えする美容家としても活動しています。
中でも美バスト作りのスペシャリストとして数々のメディアで私が開発した美バスト育成テクニックが取り上げられたのが、バストケアのスペシャリストと言われる所以。
みなさんへ直々に全6回に渡り「美しいバスト」について指南します。連載こうご期待!
さて初回は、理想的なバストについて、そのメカニズムをご教授。バストは左右に2つ並んでいます。しかも、体の中心に近い部分に存在しています。
それが何を意味するかと言うと、バストは〝体のバランスを見るバロメーター〟なのです。
バストはただ大きければイイというわけではありません!男性目線の〝巨乳至上主義〟に踊らされ、男女共にバストに対して多大な勘違いが起きているこの世の中にまずはメスを入れさせて頂きます。
編集部
編集部
編集部
明らかに外見に歪みが出ている女性は本来あるべき状態から遠ざかっていることを察知させるため、男性の本能が〝この体は不健康で自分のDNAを残せないかもしれない〟と察知し、より歪みの少ない健康的な女性を欲します。(※これは本能の話であって、ここにキャラクターや環境など別の要素もプラスされるため一概には言えませんが)
とにもかくにも、本能的ベースでは歪みの少ない左右対称に近い状態こそが健康で美しいと映り、女性のモテ度合いを制します。
私達は出来るだけ生まれたままの姿で成長していくのが望ましいと言えます。ところが、人間は重力のある地球上に生きているので徐々に上にある物は下へ、姿勢や体の使い方や動きの癖により、体は不均等に重力によって下がる影響を受けます。
そこで発生していくのが〝歪み〟です。筋肉は左右均等に凝る、硬くなることはありません。そうして不均等に筋肉にひずみが生じ、その形で筋膜が癒着し、その骨格となっていくのです。
筋肉や筋膜は全身繋がっていますから、もちろん歪みの影響を受けます。よく、バストの大きさや位置に左右差があることをあたかも当たり前のことの様に口にする女性がいますが、それは堂々と「私の体、歪んでます!」と公表しているようなもの。
あなたも鏡の前に立って、ご自身のバストの位置や形を裸で観察してみてください。バストの左右差がある方も、今後が心配な方も、大丈夫です!
私が考案した美バスト育成メソッド〝乳トレ〟を毎日5分行えばシンメトリーで位置高く、体の中心に寄ったバストを作ることができます!
きれいなバストの決め手は、サイズではありません。バランスが良ければ自ずと美しく見えてくるもの。ポイントは4つあります。
鎖骨中央のくぼみとバストトップを結ぶ正三角形が出来れば合格。垂れ乳や離れ乳、左右非対称のバストは不等辺三角形になるので乳トレを頑張りましょう!
自分では気付きにくいバストの下垂。肩からひじまでの距離の1/2より上にバストトップが納まらなければ垂れ乳注意報!
バストとボディの境界線=バージスラインが曖昧な人は、胸のお肉が四方八方へと流れていたりバストが型崩れしている証拠!乳トレに励みつつ、ブラ選びも再考するのをすすめます。
バスト上部(鎖骨下~バストトップの間のエリア)を指でプッシュしてみてください。筋肉の弾力を感じずに硬い人、痛みがある人はバストの土台である大胸筋が凝っています!乳トレで凝りを撃退しましょう!
ここまでのポイントをチェックして当てはまるもの、それはすべて自分がつくったのです!生まれつき体が歪んでいたり、筋肉が硬かったり、バストが型崩れしているわけではありません。
毎日の姿勢が、動作が、そして間違ったケア(あるいはケアのしなさすぎ)の結果として、現在のバストがあります。
バストをきれいにしたければ、ブス胸の原因となっている3つの要素をまずは改善しましょう!
頭はがくんと前に落ち、前内側に傾いた肩、その肩に埋もれる首。スマホやパソコンを見る姿勢で取りがちなあの姿勢です。猫背になることで美容面でも様々なデメリットが生じてきます。
大胸筋を圧迫し、バストへの血流、酸素や栄養の供給を妨げてしまいますので改善しましょう。
「乳トレ」は元は肩こりを解消するために生まれたメソッド。肩こりさんのほぼ100%が胸周りの筋肉がカチカチなのです。
肩こりをほぐすために、肩の筋肉だけ揉んでいてはなかなか改善しませんが、乳トレでアプローチする胸周りの筋肉の硬さをリリースしてあげてください。肩こりもみるみるほぐれ、バストの位置や形も美しく導けます。
呼吸も代謝のひとつ。酸素と二酸化炭素の入れ替え、循環する体を健康に保つための大事な要素です。浅い呼吸ではそのシステムの稼働率が低く、新鮮な空気の取り込みや全身の細胞への酸素供給が十分に行われません。
乳トレでは大きく呼吸できる体作りもお伝えしますが、日頃から〝深呼吸〟をすることを意識してみてください。次回までの宿題です!
次回からは美バスト育成メソッド「乳トレ」のテクニックを伝授していきます!体は手や思いをかけてあげればどんどん変わります。
全6回の連載終了後にみなさんのバストがどうなっているか楽しみです。違いを確かめるために、今の状態を記憶しておくと更に変化を実感して頂けます。
中国整体推拿(スイナ)をベースに筋膜へ着目したオリジナルメソッドを確立。現在は『日本一予約の取れない整体師』として新規施術は4年待ち。
中でも、オリジナルバストケアメソッド「乳トレ」が話題となり「おっぱい番長」とよばれる。 施術以外にも、有名企業との技術開発、サロン・グッズ監修、講演・執筆活動、TV・ラジオ等への出演など幅広く活動中。著書は「おっぱい番長の乳トレ」(講談社)など計11冊(累計18万部)