こんばんは、琵琶湖ストレッチ研究所の鯛博士です。※架空の研究所です。
梅雨の時期になると、「ジメジメしていて気分がどんよりする…」「肩や体が全体的にだるい…」と感じたことはありませんか。雨続きの天候や気圧の変化によってだるさや疲れを感じやすくなってしまうのです。
そんな時は、「サビ取りストレッチ」をおすすめします。
サビ取りストレッチとは、全身の血液循環を促して、溜まりがちな倦怠感や疲労=サビを改善するストレッチです。今回のストレッチを行うことで血液の巡りが良くなり、肩こりの改善やリフレッシュ感を味わうことができます。
30秒でできる超簡単なストレッチなので是非試してみてください。では早速、
やり方を、
解説して行きます。
ストレッチを行う前に、まずは自分の肩こり度がどのレベルかチェックしてみましょう。
やり方はとても簡単です。右手を上から、左手を下から回して、手が届くかどうか確認してみてください。
次に、手を組み替えて再度手が届くかどうか確認してください。
自分の結果を踏まえて、肩こり度をチェックしてみましょう。
「右手、左手を組み替えて両手が届いた人」
現時点で肩こりになるリスクは低いので、この状態を維持することを意識しましょう。
「片方の手は届いたけど、手を組み替えたら届かなかった人」
利き手による影響も考えられますが、肩甲骨の位置が歪んでいる可能性が高いです。このまま放置しておくと肩こりを悪化させるリスクを含んでいるため、ストレッチによる対策が必要です。
「両方の手が届かなかった人」
肩甲骨の歪みや肩周りの筋肉が硬くなっている可能性が高いです。慢性的な肩こりを改善するために、肩周りを重点的に動かすストレッチを行ってください。
ちなみにストレッチ研究所の権威である私の場合はこうです。
右手、左手とも両手が届かず、重大な肩こりを発症している可能性があります。
サビ取りストレッチのやり方を写真付きで詳しく紹介します。
デスクワークの方や運動不測の方は筋肉が硬くなっている可能性が高く、いきなり動かすと肩を痛めてしまうリスクを含んでいます。そのため、まずはストレッチをして肩周りの筋肉をほぐしていきましょう。
やり方はとても簡単です。
まずはタオルを準備し、
タオルを持った腕を頭上に伸ばし、タオルが頭の後ろに来るように腕を曲げます。
次に、もう片方の手を後ろに通してタオルを掴み、
胸を前に押し出した状態を20秒キープします。
同じように、逆の手に持ち替えて行えば準備運動は完了です。
準備運動が終わったらいよいよ本ストレッチに取り掛かりましょう。
足を開いて肩甲骨を引き寄せるように手を組みます。
まずは足を腰幅よりも少し大きめに開きましょう。
この時、ヒジをまっすぐ伸ばした状態で手を後ろに組み、肩甲骨を引き寄せることを意識してください。
<頭が心臓の位置より下に来るまで状態を倒します。
膝をピンと伸ばした状態で上半身を腰からゆっくり倒していきましょう。
心臓よりも頭が低い位置に来たら首の力を抜いて頭をダランと下げ、その状態を約20秒キープします。
頭を心臓よりも低い位置に持って行くことで脳への血液循環がスムーズになり、頭のリフレッシュ効果が期待できます(その証拠に、私の顔が真っ赤になっています。)
また、この時深呼吸をするとさらなるリフレッシュ効果が期待できます。
腕を前後左右に動かします。
先ほどの状態のまま、腕を前後左右にゆっくり動かしましょう。
こうすることで肩の深部のコリをほぐせてさらなる効果が期待できます。
頭をゆっくり起こします。
約20秒経過したら上半身をゆっくり起こしていきます。
頭に溜まった血液が今度は一気に全身に流れるので、全身のリラックス効果が期待できます。また、肩周りの筋肉もほぐれてとても気持ち良いです。
ちなみにこのストレッチは、お風呂上がりに1日1回行うことをおすすめします。
サビ取りストレッチを行った結果が以下です。
ストレッチ前は手が届きませんでしたが、ストレッチ後は両手が微かに届くようになりました。たった30秒だけでも変化があったので、毎日継続すればどんどん効果を実感できること間違いなしです。
※効果には個人差があります。
サビ取りストレッチを行えば肩周りの筋肉がほぐれ、慢性的な肩こりや疲労を改善する効果が期待できます。そして、憂鬱な気分をリフレッシュさせる効果も期待できるので是非試してみてください。