ある調査によると、ブラジャーを身に付けることを負担やストレスと感じている人が多いという結果が出ました。
しかし、本来自分に合ったサイズのブラジャーを身に付けていると負担に感じることはありません。
このことから、自分のブラジャーのサイズを正確に把握していない女性がいかに多いかが分かります。
編集部
正しいバストサイズの測り方を知り、自身のサイズを確認してみましょう。
間違ったサイズのブラジャーを付けていると、バストの下垂や離れ乳、脇から流れてしまうことなどでサイズもダウンしてバランスも悪くなるなどの弊害があります。
さらに、ブラジャーのストラップがズレてフィットしていない状態は、バストの重みが背中や肩で適切に支えられていない為、背中や肩の凝りや痛み、猫背などの原因になり得ます。
ブラジャーで最も負担に感じるのは、締め付けによる圧迫感です。あるアンケートでは、肩紐やバストを包み込んでいるカップ部分のズレ、肩凝り、また蒸れによる肌トラブルなど実に80%の女性がブラジャーを身に付けることがストレスだと感じているという結果になりました。
編集部
また、ブラジャーの圧迫による血流やリンパの流れの滞りは、考えるよりも深刻な弊害をもたらします。まず、栄養や酸素が十分に行き渡らないことは、バストの成長を妨げます。さらに、リンパに流れる老廃物がバスト部分に蓄積されることによりガンのリスクが高まるとも言われています。
ノーブラで過ごすことが一番なのかと言えば、そうとも言い切れません。もちろん、ノーブラによるストレスフリーな状態は心身共に安らげますし、人によってはPMSの症状が緩和したという例まであります。また、先ほどのデメリットが解消出来ることも事実です。
しかし、流動的な脂肪質のバストを持つ日本人にとってノーブラは望ましくありません。バストの下垂や離れ乳、脇から流れてしまうことなどでサイズもダウンしバランスも悪くなるからです。
まずは、今付けているブラジャーが自分に合っているかを確かめてみて下さい。確かめるポイントは幾つかあります。以下の内容に1つでも当てはまる項目がある場合はサイズが合っていません。
正しいサイズのブラジャーを付けていないことで、バストへの負担は増えてしまいます。
自分に合ったブラジャーを身に付けることでバストを黄金比の正三角形をなす位置に補正して上げてくれるため、下垂や離れ乳など間違ったブラジャーの着用により生じたバランスの悪い状態から美バストと言われるような理想的な状態へと導いてくれます。
編集部
自分に合ったブラジャーを見つけるためにも、正しいバストサイズの測り方を知ることがとても重要です。
基本的には、下着専門店で知識のある専門スタッフに測ってもらうことが確実ではありますが、恥ずかしいなどの理由でなかなか行動に移せない方が多いのも事実です。
そこで、一人で簡単にバストサイズを測る方法を試してみましょう。測り方は3通りあります。
上半身裸で測る場合、自分でバストを正常な位置まで持ち上げたところを測る為、一人だと難しく感じる方が多いようです。そこで、おすすめなのが、残り2つの方法になります。測る際は肩の力を抜き、リラックスした状態で測るようにしましょう。
前かがみの場合は、90度にお辞儀をした状態で測りましょう。
この際、深呼吸をして、ゆったりとした状態で測るようにしてください。
上記の方法でトップとアンダーを測定したら、その差を算出します。差が10cmでAカップになります。それ以降は2.5cm毎にカップ数が上がります。もし左右で大きさが違う場合は、大きい方に合わせましょう。
編集部
ここで注意しなければならないのがバージスラインになります。ちょうど乳房下の丸みを帯びた輪郭のことをそう呼びますが、このバージスラインがワイヤー部分としっかりフィットしないと黄金比バストにはなりません。
このバージスラインのフィット感を確かめるには試着に限ります。特にブラジャーはメーカーにより作りが違うため、購入前に本当に自分のバストに合っているか確かめましょう。
自分のサイズをしっかり把握し、自分に合ったブラジャーを身に付けることは美バストを作る上でとても大切です。その上、常に身に付けるものに負担やストレスを感じていると心身共に健康を害する恐れすらあります。
また、血液やリンパの循環は女性がハツラツとした毎日を過ごす上で大切な役割を果たしています。
編集部
間違ったブラジャーを身に付けていると圧迫からバストの成長を妨げるだけでなく、下垂や離れ乳といったバランスの悪いバストになってしまいます。
さらに、肩凝りや女性特有の病気、肌トラブルなど様々な不調の原因になります。正しい測り方で正確なバストサイズを知り、自分に合ったブラジャーを選びましょう。