腰回りの贅肉は、つきやすく落ちにくいという厄介者です。気づかぬうちに腰回りの贅肉がついてしまった、という人も多いでしょう。そんな人のために腰回りの贅肉を落としてくびれを手に入れられるヨガを伝授します。
腰回りの贅肉は一度ついてしまうと落ちにくくて厄介者です。ではなぜ腰回りの贅肉はついてしまうのでしょうか?
以下の3つを普段から気を付けることによって、腰回りの贅肉を落としやすくしておきましょう。
運動をある程度している人でも、食生活のバランスを気を付けなければ腰回りを含めあらゆるところに贅肉がついていきます。
腰回りは全身の中でも贅肉が真っ先についてしまう部位です。よって食生活は腰回りの贅肉にすぐに反映されると考えましょう。
さらに厄介なことに、ダイエットをしても腰回りの贅肉が落ちてくるのは最後の方です。まさに腰回りの贅肉は厄介者なのです。
普段の食生活では特に糖分や油分は腰回りの贅肉になりやすく注意が必要です。炭水化物や揚げ物など、食べたい気持ちはわかりますが摂取のしすぎには注意が必要です。
腰回りの代謝が落ちていると、腰回りの贅肉が燃焼されにくくなってしまいます。
腰回りの代謝を上げるために効果的な方法は、背筋や腹筋などの筋トレを行うと良いでしょう。 筋トレは代謝を上げてくれることはもちろん、贅肉でたるんでいる部分を改善することにも役立ちます。
腰回りの代謝を上げるためには筋トレだけでなく、上半身をねじるストレッチも効果的です。
普段の生活の中で立っていても座っていても姿勢が悪く、猫背である人は腰回りの贅肉がつきやすくなります。 姿勢を正していると腹筋や背筋が自然と使われますが、姿勢が悪いと普段の生活で腹筋や背筋があまり使われません。
姿勢を矯正するのは大変ですが、1日10分からでも姿勢を正すことを始めていきましょう。 1日10分からでも、腹筋や背筋を使うことを普段の生活で取り入れられます。
Lily編集部
腰回りの贅肉を落とすのにおすすめなヨガは三角のねじりのポーズです。この三角のねじりのポーズは、難しくてできないという人が多いポーズです。
そこで今回は三角のねじりのポーズができないという人のために、三角のねじりのポーズ簡単バージョンをご用意しました。
手を床につけるのではなく、手の置きどころは太ももでも構いません。その代わりに背骨をまっすぐにすることを優先させてください。猫背にならないように、しっかり背中から頭を一直線にすることを心がけてください。
骨盤と床は平行に保ち、上げている腕は天井に真っすぐ伸びるくらい上半身をねじることができれば効果的です。ひねりが大きいほど、腰回りの贅肉に効いていきます。呼吸に関してはゆっくり行うことを心がけましょう。
Lily編集部
腰回りの贅肉に効果的なヨガの条件は2つあります。
以上2つの条件を三角のねじりのポーズは満たしているため、腰回りの贅肉を落とすために効果的だと言えます。
上半身をねじることは腰回りの贅肉に効果的です。腰回りは普段デスクワークなどの仕事をしていてもまず動かされることはありません。 最近ではオフィスの椅子は回転椅子を使用している会社がほとんどなので、さらに腰回りは動かされなくなりました。
動かさなければ贅肉がたまっていくのは当たり前のことです。腰回りを動かす最適な方法として上半身をねじるという方法があり、三角のねじりのポーズはその名の通り腰回りの動きを活性化する面でも効果的なのです。
三角のねじりのポーズは、背筋を伸ばしたまま姿勢をキープするので、猫背の改善にも役立てることができます。 先術したように姿勢が悪ければ腰回りの贅肉がつきやすくなってしまうので、三角のねじりのポーズをきっかけに猫背を改善できれば腰回りの贅肉もつきにくくなります。
また、猫背を改善できれば骨盤もあるべき位置に戻すことができるので一石二鳥です。 最初のうちは姿勢をキープすることが大変かもしれませんが、慣れるとともに猫背も改善していくことでしょう。
Lily編集部
当然のことながら、腰回りに贅肉がたまっていればくびれはできにくい状態となります。美しいくびれを手に入れたいのであればまずは腰回りの贅肉を落とすための三角のねじりのポーズから始めましょう。
くびれができない原因はお腹の贅肉ではなく腰回りの贅肉という場合が多いので、三角のねじりのポーズのねじる動作はきゅっとしたくびれを作っていくためにも重要です。
三角のねじりのポーズはやりすぎると逆に腰を痛めてしまう危険性もあるので、焦らず無理せず毎日継続することを心がけていくと良いでしょう。
【監修】
ヨガインストラクター:Rikka
鍼灸師・マッサージ師:山下祐一郎